術後7週

術後7週を経過した。アクティブでの可動域はこれくらい。

外転50度 すでに代償運動が出はじめて肩が少し上がっている。仰向けでPTさんに外転させてもらうと120100度くらいまではあがる。

前方挙上 70度

画像はないけど、上腕骨のER1(外旋)は果てしなく0度。

ドクターと話した結果は、

「動きは硬いほうだと思うけど、無理せずに。」

ということだった。

専門的な話だけれど、ドクターは、

AE(前方挙上) LE(外転)、ER1(外旋の1STポジション)、ER2(外旋の2NDポジション)、ER3(外旋の3RDポジション)、HF(水平内転)を、ささっと計測して入力していた。しまった。メモるの忘れた。

実は手術直後に麻酔がかかって弛緩した状態でどこまで動くようになったか計測してある。つまり最大可動域は既にでているのだ。

僕がこの仕事ということもあって、先生は自分の手術記録を見せてくれたので知っているのだ。

AE(150) LE(140)、ER1(50)、ER2(80)、ER3(90)、HF(40)だった。

目指す値はすでに出ているが、自動で行うと今は筋緊張に腱板が耐えられない。耐えられるように回復するのを待つしかない。

そして術後6週から3か月の間が最も再断裂の危険性が高い。

装具も外れ、ADL(日常生活行動)がかなり復活してくるから、つい今までのように動いてしまうことがひとつ。

扉を開ける時に予想よりもぐいっと肩を動かされてしまった…とかはよくある話で、PTさんが教えてくれた。扉か…。ありそう。

また、装具がないと見た目はケガをしているかどうか全くわからないからということがひとつ。

装具を外した時点で、ハンディキャップが否応なく減ってしまう。

なので、人がたくさん集まるところには危険がいっぱい。もし、ぶつかられて左腕をぐいっと後ろに持っていかれたら…。

まだまだ気を付けることはいっぱいなのだが、ドクターからマッサージの動きについてある程度オッケーがでたので接骨院を開けることにした。

やっと再開できる。