リハと診察とギター
午前中リハビリ。PTさんに右下顎のずれを指摘される。付随する上位頸椎の張り。
ウィンター、マリンスポーツをする人には多いらしい。俺、どっちもやん…。
プレイヤーの8割くらいにあると言っていた。転倒して顔面を打つことが原因。
右下顎をもとの位置に戻してもらう。頸の張りが激減する。ほんと腕のいいPTさんだ。
肘、首周りから大胸筋が小結節につく付近をマッサージで緩め、烏口上腕靱帯(CHL)を指の打突で緩める。
CHLは確かにかちかちだ。妻の右肩にも共通する。
手術の出血の瘢痕が組織をまきこんで固まるのだそうだ。かさぶたのようなものが中にあると解釈したらいいと思う。
また、勉強になった。
午後は退院後、初の診察だった。
拘縮は固めだけど今はこれで我慢する時期だということを確認。
全ては可動範囲内で。では、聞いてみよう。
ドクターにギターを弾く姿勢をしてみせて、これは無理はないかと尋ねたら、
ドクターも同じ姿勢を取ってくれて、にこにこ笑って
「これ、リハになるんじゃないか。やってみて。」
と。
おーっ!!まじか。
1日中ギター弾いて、1日中リハしてると言えるやん!!!
今日は、そのギターの話。
TOKAIのLoveRockなんだけど、ボリュームとトーンのノブが2つ割れてしまい、トグルスイッチのノブも割れてしまった。
ノブが無くなってポットのシャフトが見えてる。
スイッチもシャフトのみ。
プラスチックなので劣化は仕方ないし交換なんだけど、これがちょっと苦労したのだ。
このLoveRockくんは、TOKAI ALS48という廉価版レスポール。なので中国製。
廉価版ながらとても気に入っているギターだけど、今回はその中国製というのが曲者だったのだ。
ボリュームやトーンのポットはミリサイズとインチサイズがある。本家gibsonは当然インチ。
それくらいは知っていた。
売り場でインチとミリのハットをよーく見ると、径はかなり似てるんだけど、シャフトのローレット(ギザギザの数)が違う。
で、自分のは日本のTOKAIだから、当然ポットのノブはミリだろうと信じて疑わずこれを買った。
名取のAEONにある島村楽器で購入。島村には大体このSCUDのパーツが置いてあるよね。
残念ながら色がアンバーのハットノブはインチのみ在庫してて、黒いハットノブのみミリサイズがあった。
色は変わるがまあそれもいいかなと思って、レスポールスペシャルやジュニアについているこの黒いハットノブを購入した。
家に帰って早速取り付けると、
ハットがのってるだけ。
ほんまにおっさんのハットチョイ被りやん!!
同じ日にミリサイズのスイッチノブも購入した。
こいつは…
…すぽっとはまってしまったのだ。つまりすかすか。
もちろん深くはまりすぎてトグルスイッチは機能しない。
家に帰ってきてこれはがっくりしたなあ。
ノギスで測るとトグルスイッチのシャフト径は3.5mm、ノブの穴は4mm。
そら、すかすかやわ。
シャフトの径ぐらい計測しとけばよかった。
島村楽器で見たインチサイズのノブもシャフトの径は、ミリと大きく異なるようには見えなかった。
我が中国産のLoveRockくんは、ポットはインチサイズで、トグルスイッチはインチでもミリでもない、なんや細いシャフトのスイッチが使われている!!
ことが判明したのだった。
知識の限度量を簡単にオーバーしたので「レスポール トグルスイッチ ノブ 細い」で、ググってみた。
「パーツの人」の観る ? 1回目 ? | 石橋楽器 御茶ノ水本店 ブログ
なんとトグルスイッチ、確認してるだけで5種類あるのだそうだ。
5個のトグルスイッチが並んでいます。本体の形状の違いもありますが、実は全てノブの差込口のネジサイズが違います。この時点でもうインチ、ミリの2サイズだけでは語れなくなります。左から、正体不明の箱型、裏にハングル文字の記載がある箱型、エピフォンの刻印があるオープンタイプ、よく見る国産オープンタイプ、最後にスイッチクラフトです。
正体不明やらハングル文字やら、どんなとこで作っとんやろ…。頭に返還前の香港の下町やらビルの一角が浮かぶ。
うちのLOVEROCKくんも正体不明かハングル文字のトグルスイッチということがほぼ確定。
結局問題としては、「サイズ的にインチ、ミリの2種類だけではないという事」と、「最近のギターは写真中央から左にかけての軸の細いトグルスイッチを頻繁に使っている。」ということです。そして残念ながら軸の細いトグルスイッチ用のノブがあまり販売されてなく入手性が悪いのです。
が、
当店にはあったりします!(ドヤァ)
黒とクリームの2色で、各324円です!(宣伝)サイズ的には画像の左から2番目のサイズです。ですので、左端にはゆるくて使用できませんが、中央の物であればキツイですが、プラスチック製なので少々強引に押し込めば使えないこともありません(爆)。この細軸にはいわゆるよくあるインチサイズ、ミリサイズではゆるくて使えませんので、選択肢としてはアリなのではないでしょうか?(一応、自己責任にてお願い致します。
おーっ、さすが御茶ノ水店!!場所柄だね。
イシバシ楽器のショップページにあったあった。
クリーム色は売り切れだって。
https://store.ishibashi.co.jp/ec/pro/disp/1/03-702079100
まあ黒でいいや。
ひょっとしてChinaTOKAIもこのオールパーツってメーカーから部品入れてる?と思ったので同メーカーのハットノブも併せて購入。
アンバーでインチサイズね。
で、待つこと6日。
ミリサイズのノブと比べてみる。
穴の大きさも形も全然ちゃうやんけー。多分ミリサイズのほうが本家に忠実なんやろな。
ハットノブ。すぐ開けてしまってそのあと撮った。2個で1080円。
ついでにこんなものも購入。
シルバーのハットノブ。残りの古いノブが割れたらこれに交換しよう。
細軸トグルスイッチ仕様のノブは、果たして…。
するするとねじ山にはまり、ぴったし。
ハットノブは少し硬かったので、プライヤーで軸のスプリットを挟んで少し閉めてやると…。
ぴったし収まった。
こうして久しぶりにスイッチ類がすべてノブ付きになったのだった。
アンバーの色が少し違うけど全然OK。いいねえ。
今回は弄らなかったがポットのナットも…
10mmだと入らず、
12mmだとすかすか。
なんやこれ???
11mmのレンチを使うナットは見たことがない。
国産のバイクや車だと、8mm、10mm、12mm、14mm…だ。ちなみにホムセンで売ってるM8ボルトは13mmで車用のM8は12mmなのだ。
オフロードバイクのエンジンの腰上を分解して組みあげる経験と工具を持っているが11mmのレンチは持ってない。
売られているインチポット用のナットは、インチポット用ナット 3/8インチ(9.5mm)なんやけど…。
ポットが謎のナットで止められていることが判明したLoveRockくんであった。
続く……の?
腱板断裂リハブログなのに、リハとは関係ないことで最長文。
#肩 #腱板断裂 #手術 #リハビリ